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緊縛は日本SMの華

SM三大アイテム(鞭・縄・蝋燭)のうち、日本が世界に誇る技術を持つのは何といっても縄でしょう。
何しろ、捕縄術という古武術が150以上あったというほどで、その中には起倒流のように近代柔道の祖となった流派もあります。
嘉納治五郎が「術の小乗から道の大乗へ」を目指した時に柔道ではなく「捕縄道」を講道館で立ち上げていたとしたら、今頃、全国いたるところで健全な青少年がオリンピックを目指して緊縛に励んでいたことでしょう。

さて、話を我が変態SM界に戻しますと、SMショーなどで見ても苦痛を与えるだけの鞭や蝋燭、針責めなんかと比べると縄による緊縛はなんとなく情緒があります。
我々マゾヒスト側から言いましても、直接的な痛みや暑さに耐えるという神経系責めよりも、身動き出来ないまま自分にどのような運命が訪れようと逃れることが出来ないという心理系責めの方が効果的な場合が多々あります。
「今、地震や火事が起きてこの状態のまま置いて行かれたら・・・」
という不安は100本の鞭打ちよりM心をくすぐるものです。

緊縛の難点は、完成するまで時間がかかることでしょうか。
手の込んだ緊縛には何十分もかかることがあり、その間、手持無沙汰にぼーっと突っ立っているMはどこか間が抜けています。
受身で待っている時間が長いと、女王様から無理矢理縛られている感が薄れてくるのです。
捕縄術には、相手をとりあえず動けなくする早縄と捕えた相手をしっかり縛る本縄があるといいます。出来れば早縄で身動きを封じられ、それから本縄でじっくり締め上げて貰いたいものです。
プレイ前に捕縄技法一覧図みたいなのを渡し

「今日は早陽菱から本陰菱で」

とお願いすればいいでしょうか。

nawa.jpg
簡単ですが身動きの窮屈な縛りでした

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大阪在住のマゾヒストです

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